双極性障害についての正しい理解と治療方針について

きっかけ

双極性障害になる理由は様々ですが、可能性として考えられているものの1つに遺伝的要因があります。
遺伝的な要因とはいっても、1つの遺伝子がきっかけとなっておこるわけではありません。様々な遺伝子がそれぞれに反応しあうことによって発症すると言われています。身内に双極性障害を抱えた人がいれば、自分もその病気にかかってしまう確率がやや高くなる可能性があります。
しかし、要素を持っていれば必ず発症するというわけではなく、ストレスや感情のコントロールができていれば問題はありません。
常に自分の精神を健全でいられるように調整することが必要なのです。

次に環境的な要因があります。環境とはつまり、慢性的なストレスのことを指しています。学校、職場、家庭、人はどこかに必ず属して生活をしています。自分の生活の中心となっている部分がストレス源となっていれば、双極性障害だけでなくうつ病やがんなど様々な病気にかかる確率が高くなります。
社会生活を送るために我慢は必要なものではありますが、我慢しすぎて精神を壊してしまってはいけません。ときにはそこから逃げ出す決断も必要になります。
中には、ストレス度数の高い場所にいても上手く生活している人もいます。仕事とプライベートをしっかりと分け、割りきって毎日を過ごすことができれば必ず逃げ出さなければいけないというわけでもないのです。

次に性格です。基本的に双極性障害やうつ病のような症状は、真面目、神経質、人に気をつかう、繊細というような人がかかりやすくなっています。双極性障害は社交的でその場を盛り上げたり、ムードメーカーとなったりするような人がかかりやすいともいわれているのです。
人に嫌われても良い、失敗しても良い、そう思える人は問題ありません。しかし、そう思えず1つ1つの物事を気にしすぎている人は双極性障害を始めとした病気にかかりやすいといわれています。

この双極性障害は突然かかるわけではなく、普通のうつ病から派生してかかってしまう人が多いです。最初はうつ症状だけだったのに、その間に抑えこまれていた感情や現状から脱却しなければという焦りによって双極性障害へと進化してしまうのです。