双極性障害についての正しい理解と治療方針について

うつ状態

双極性障害で現れる症状の1つにうつ状態がありますが、これは普通の単極性うつ病とそう症状は変わりません。
うつ症状とは意欲の低下、気持ちの落ち込み、焦燥感などが上げられます。これまで楽しかった趣味、友人との遊び、仕事、食事、何をしても楽しくない、落ち込んでしまう、誰とも話したくない、そんな症状が次々に現れるようになります。
人によってはもう誰とも話したくない、1人っきりになりたいという人もいます。誰かに依存したり、執着したりするようになることもあります。
これまでならばなんともなかった些細なことで泣いたり怒ったり、ときにはキレたりイライラしたりする人もいるのです。また、そんな状態の自分を客観視することでダメな人間だ、ろくでもないと自分自身を攻めることでうつ病は悪化するようになります。

双極性障害のうつ状態は上記に加えて自責の念が大きくなります。躁状態のときには必ず何か問題を起こしていたり、思い出せば後悔してしまうような突発的な行動をとったりすることが多いです。
双極性障害は記憶障害を含みません。ですから、自分がやってしまった様な行動の1つ1つがしっかりと思い出せるということです。
これによってやってしまったことへの後悔、自責の念、そしてこれからもまたやらかしてしまうという不安が強く出るようになり、単極性のうつよりも精神面が安定しないことが多いのです。
更に、この双極性障害という現実を受け入れられず、多重人格のように新たな精神疾患を生み出してしまうこともあります。
余計な病気を呼び込まないようにするためにも、しっかりと適した病院で治療することが必要です。
どうしても自分で躁状態を制御できない、家族でもどうにもならないという場合には、然るべき病院へ入院することで精神的な安定を取り戻すことも出来るようになります。